名古屋の人にはおなじみの鬼まんじゅう。簡単なので、さっそく材料からご説明します。
材料 (6~8個分)
- 小麦粉・・・200g
- 砂糖・・・100g
- 塩・・・少々
- さつまいも・・・500g(大き目1本が目安)
- 水・・・適宜
作り始める前の準備
蒸し器または大き目の浅い鍋、または蓋のあるフライパンに水を入れ、沸かしてきます。
さつまいもを1cm角に切り、10分ほど水にさらしておきます。
作り方
(1)ボールに小麦粉、砂糖、塩を入れて大さじまたはシリコンヘラなどで混ぜます。
(2)さつまいもをざるにあげ、水気のあるうちに(1)の中に入れてよく混ぜます。
(3)水を少しずつ加えながらよく混ぜます。
(4)お弁当用のおかずカップに(3)を7割くらい入れ、形を整えます。(私は面倒なのでフライパン魚焼き用のホイルで大きな鬼まんじゅうを作り、カットして食べてますw)
(5)蒸気がしっかり出るぐらいの火加減で、30分ほど蒸します。この時、蓋の水滴が落ちないように、ガーゼや薄手のタオルなどを蓋に巻きます。
(6)30分したら、水滴が落ちないように蓋を横にスライドさせ、気を付けながら外します。鬼まんじゅうに串を差し手抜き、生地ができて火が通っていれば完成です。
アレンジ
さつまいもと、リンゴの角切りを生地に入れたり、レーズンなどのドライフルーツを入れてもおいしくいただけます。黒ゴマも、さつまいもとの相性抜群ですのでお勧めです。
また、砂糖を少し減らして、その分はちみつを加えても、ツヤとコクが出ておいしいですよ。はちみつを入れる場合は、お水の量はすこし少な目で大丈夫です。
砂糖を黒糖にしてもおいしかったです。
さつまいもを皮つきにすると、色合いが私はきれいだと思います。食物繊維も豊富ですし、さつまいもの栄養の多くは皮または皮と実の間に含まれていますから、皮まで入っている鬼まんじゅうを食べて、身体に栄養を摂取しましょう。
シンプルなおやつなので、素材にこだわるのもいいと思います。思い切って、名古屋の特産品名古屋コーチンの卵で作ってみるのもいですね。
ほっと一息
鬼まんじゅうの由来・・・
表面にたくさんのサツマイモの角切りが見え、それがごつごつしているので、邪神や悪神と恐れられている”鬼”や鬼が持っている”金棒”を彷彿させるということから、この名称が付いたそうです。
また、2017(平成29)年から2月3日は鬼除け鬼まんじゅうの日に制定されたようで、節分の日の昼間に蒸したての温かい鬼まんじゅうを食べると、鬼が現れる夜までに厄除けができるそうですよ。
節分の日には、豆まきで撒いた豆や恵方巻以外に鬼まんじゅうも一緒に食べて、無病息災、厄除けしましょう!。
さつまいもにはカリウムが豊富に含まれており、余分な塩分を排出する役割があります。
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