目標を見失った社会人生活
初めての挑戦としての学生時代の活動
学生時代は色んな大会やイベントで優勝を目指して、眠い目をこすりながらも毎朝早くからメンバーや友だちみんなで練習し、怪我をしながらも続けたりと、情熱を持つことができていました。
目標も明確だし、その目標に向かうための時間も場所も自分でなんとでもなった。
当時はそれが特別なんだ、ということにも気づかすに。
それはそうですよね、その環境しか知らないから。
私は、本当に心からやりたいという事には全力を注ぎ、誰よりも努力し目標を達成してきました。
社会人としての挑戦と短期的目標
社会人になってからは、資格取得など一時的な目標は達成しても、それに熱意を感じることができず、時だけがどんどん過ぎました。
そのうち3人の子育てと会社員という、どちらも自分の思い通りにならない環境の狭間で苦しくなり、このままでいいのかと思っていた矢先、子どもが悲鳴を上げました。
そして、私は15年務めた会社を退職し、在宅で子育てもしながら働ける今の道を選択することになります。
家庭と仕事のバランスと情熱と
40歳を過ぎ、知識0からウェブ制作を学び、勢いで独立してなんとかやってこられたものの、自宅で仕事をする!ということ以外の目標を持つことができません。
売上2倍!社員数1.5倍!など、周りの経営者が掲げる目標の数字に根拠を見出すことができず、掲げただけの張りぼての目標に本気で取り組むことが私にはできませんでした。
子育てと仕事の両立、在宅ワークをするというコト以外に目標を持つことができず、本当の情熱を感じることはありませんでした。
ジュリアス師匠との出会い
予期せぬ出会いとその影響
今年の2024年2月、運命的にビジネスの師匠の師匠であるジュリアス師匠(Ryu Julius (岩野竜, 陳 頌文))と韓国で会い、インドのカースト制度の最下位であるダリットの子どもたちのために学校を建設するプロジェクトに参加をする機会に恵まれました。
ダリットの子どもたちへ
ジュリアス師匠はとても大きな目標を掲げ、この世界(インドのカースト制)はもう変えることはできないと感じるような環境に、教育をもって『希望と幸福』という光を届けようとしている。
ジュリアス師匠の穏やかな表情の中の熱く情熱的な想いに、私はこの時強く感銘を受けます。
私は、ジュリアス師匠と出会い、相当色んな変化がありました。教科書に寄付もさせてもらえて、そもそも海外へ(日常から離れコンフォートゾーンから)出るきっかけを頂けて、今こうして何年も放置していたブログを書いています。凄い変化ですよね!!
本当にたくさんの想いや考え方や体験を韓国で頂きました。機会を作ってくださったしほり先生にも、韓国で一緒の時間を過ごしたメンバーにも感謝の気持ちがいっぱいです。
※韓国旅行記はまた書こうと思ってます。
再び訪れたインドへの憧れ
このR.Julius教育財団のプロジェクトは、私が学生時代に抱いていたインドへの興味を再び湧き上がらせる光りでした。
『ガンジス川でバタフライ(Amazon)』という、たかのてるこさんの旅エッセイをご存じですか?ドラマ化もされた有名な本です。
私は、
『深夜特急|沢木耕太郎(Amazon) 』
『インパラの朝|中村安希(Amazon)』
『WORLD JOURNEY|高橋 歩(Amazon)』
『インド旅行記|中谷 美紀(Amazon)』
など旅のエッセイが大好きで学生の頃は旅と映画の雑誌を空いた時間はずっと読んでいたぐらい大好きでした。中でも行ってみたいなと1番思ったのはインド!!
それもよくある観光ツアーではなく、現地の生のインドを経験できるような旅を求めてました。
そこへ何年もの年月を超えて、それが実現するかもしれないチャンスが舞い込んできたのです!!
インドへの準備
資金集めのための具体的な行動
まず、実際にインドへ行くにはどのくらいの費用が必要なのか?具体的に飛行機のフライト、宿泊費、滞在費はどのくらいかかるのか。そしてそのインド訪問の資金を稼ぐためには、いつまでにいくら稼ぐ必要があるのか。
具体的な計画と明確な努力が必要となりました。今の私には結構高いハードルです。
しかし一歩踏み出すことで、いつか行ってみたい遠くのインドが、もう目の前に見えてきます。
資金面は、ウェブ制作の仕事を増やすのはもちろんですが、仕組化がいよいよ必要となてきました。なぜなら、すでに私が請け負える仕事のキャパをオーバーしてきているから。
幸いなことに、会社の顧問になって欲しいと声を掛けられ、少しずつ制作ではなく、得意のウェブ解析や社員教育の依頼を受けるようになってきました。
オンライン秘書のビジネスモデルを参考に、教育・案件の提供・組織化まで仕組みを構築できたらとまで考えるようになりました。
※ここまで来るのには、ジュリアス師匠に教えられた、『現状把握』そして業務の細分化をしました。このお話もまた今度。
教科書プロジェクトとの関わりと期待
このR.Julius教育財団のプロジェクトは、ジュリアス師匠の『教育が人生を変える』という信念のもと、とてつもなく大きなカースト制という歴史に挑む、無謀とも思えるミッションです。そして、それをできるだけ大きな力で支えるためにどうしたらいいかを考える私のミッションでもあります。
私がこんなに熱く情熱を注げる理由は、インドへの旅とそこでの支援は、ただの観光旅行以上のものを求めている私の願望と完全に一致しているからです。
それは単に新しい場所を訪れるだけでなく、現地のコミュニティに実際に貢献し、直接的な影響を与える機会を持つことで、より私の人生に深い満足感と幸福感を得ることができると知っているからです。
新たな始まりへ
心構えと勇気
正直に言うと、とても怖いし、心配だし、不安もたくさんあります。だって、インドのガンジス川には死体が流れていたり、道端には生きているのかどうかわからない人が倒れているとか、大抵1度はお腹を壊すとか。そんな負の情報もたくさん流れてくるからです。どうしてインドなんかいきたいの?もっとリゾート地に行けばいいのに、と言われることもあります。課題もたくさんあります。
でも、やっぱり自分の奥の方にある好奇心は、その負の要因すべてを払拭するくらい、他者への貢献を志し、自己の変化を求めています。
人生において、めぐってくる大きなチャンスはそんなに無いです、それも今後の人生を変えるようなチャンスは特に。
私は、引き寄せとか、波動とか、スピリチュアル的なコトはわからないけれど、タイミングはベストな時に訪れると過去の経験から感じています。自分に必要なモノやコト、ヒトは偶然に揃うもの。もちろんそれに対する努力や思いは大切だけれど、それは意識しなくても、本当に大切なことは無意識でできている。火事場の馬鹿力のように、自分に必要なことは自分が一番知っていて、無意識に体から出ているのだと思う。
もしかしたら、それが引き寄せだったり、オーラみたいなものだったり、そういうモノなのかもしれない。
とにかく、水を得た魚のように毎日が充実して、仕事が楽しい、依頼も、人と会って話すのも全てが嬉しくて感謝があふれる。目標があるだけで人生が輝くのは不思議です。何というか、魂が喜ぶという感じでしょうか。
心からこれだ!と思える目標が見つかると、人生の見え方はこんなにも変わるんだなと実感しています。
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